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フェルスタッペン2位確保が精一杯「バルテリと戦えるような速さなかった」

<F1:第16戦トルコGP>◇決勝◇10日◇イスタンブール・パーク・サーキット

F1第16戦トルコGP決勝はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが独走勝利を挙げ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位が精一杯だった。

イスタンブールパーク・サーキットではマシン性能差が大きく、優勝争いをする速さがなかったため2位確保の走りに切り替えたとフェルスタッペンは語った。

「今週末は間違いなく彼らの方が速かった。僕らはマシンを上手く仕上げることができなかったし、ウエットコンディションでもちょっと挙動が厳しかった。バルテリと戦えるような速さはなかったし、最後まで走り切れるようにタイヤをセーブすることだけに集中して走ったんだ。それを考えればとても良いレースができたと思う」。

同日に開催予定だった日本GPに合わせて、ホンダの初優勝車RA272(1965年)をオマージュした白い特別カラーのマシンで2位・3位とダブル表彰台を獲得。レース前にファン向けライブ配信で鈴鹿サーキットの様子を見たホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは、レースが中止となったにもかかわらず鈴鹿に駆けつけたファンの姿を見て心を揺さぶられたと話す。

「鈴鹿のスタンドの状況が映し出されて、レースが行なわれないにもかかわらずホンダやレッドブルのウェアを着てグランドスタンドにいらっしゃっているファンの方たちの姿を見て、正直ビックリしましたし、ウルッときてしまうくらいに本当に嬉しかった。そういう意味で、技術的には同じですがやるのは人間ですから、そこで気持ちは一段と高くなりました」。

マシンパッケージの性能差はどうすることもできなかったが、持てる力は全て引き出してダブル表彰台を獲得できたことにはやり切ったとの思いを吐露した。

「望むべくは優勝だったんですが、今週末のパフォーマンス差は如何ともし難い実力差ですしそこまで突き抜けることはできませんでしたが、雨のレースの中でも2チーム4台がしっかりと走り、白いレーシングスーツを着た2人が表彰台に立ち、スペシャルカラーのマシンが何度も映し出されて表彰台下のパルクフェルメにその2台が来たということで、勝負には負けましたが、我々としては持っている実力の中で最高のパフォーマンスを引き出せた1日になったと思います」。

一方、リアウイングに「ありがとう」の文字を掲げて走ったアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、序盤はルイス・ハミルトンを8周にわたって抑えるなど好走を見せたが、そのバトルでタイヤを傷めてペースが低下し、22周目にはスピン。入賞圏から転落して14位でレースを終えた。

「今日はトップ10圏内でフィニッシュすることもできたと思うので、すごく残念です。あのバトルで早々にタイヤをダメにしてしまって、その後は前のペースに着いていくのに苦労しました。そしてスピンをしてしまい、あれでレースを台無しにしてしまいましたし、それ以降はもう勝負をするペースは残っていませんでした」。(米家峰起通信員)

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