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山隈太一朗は3位発進「あのクオリティーで跳べた」首位に離されるも手応え

男子SPで演技する山隈(撮影・山崎安昭)

<フィギュアスケート:東京選手権>◇9日◇第2日◇ダイドードリンコアイスアリーナ(西東京市東伏見)◇男子ショートプログラム(SP)

昨年王者の山隈太一朗(21=明大)が3位で発進した。

今季の新SPに選んだチェロ曲の「ナチュラル・ソングブック第8曲」に乗って、冒頭は高さのあるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。いい形で入ったが「想定外」と、2本目以降はタイミングがずれてミスが続いた。次は2回転ルッツ-2回転トーループと回転が落ち、最後も跳び切れず1回転ループとなって、無得点の判定を受けた。

ステップこそ持ち前の細かいエッジワークを丁寧に刻んだが、得点は50・26点にとどまった。首位の長谷川一輝(東京理大)には11・50点も離される、まさかの結果となった。

「今回は、とにかくベストを尽くすことが目標だった。失敗を減らしたかったんですけど、去年から、ずっとショートが良くなくて」と不安が的中。ただ「良くない結果になってしまったけど、キレとかはすごく良かった。アクセルも、あのクオリティーで跳べた」と一定の手応えも得た。

先月には、大学生活の1つの夢をかなえた。大阪で行われた冬季ユニバーシアード・ルツェルン大会(12月11~21日、スイス)の日本代表選考会を通過。同大の森口澄士(19=木下アカデミー)とともに男子代表に選ばれた。

「ユニバーシアードは目標にしていたところ。選考会に呼んでいただけることになって、明確な目標としてやってきた。なかなかチャンスは巡ってこないもので、自分はそのたびにチャンスを逃してきた過去がある。今回しっかり手にすることができたので、思う存分ベストを尽くしたい」とモチベーションを高めた。

その選考会で披露した「ゴッドファーザー」を10日のフリーでも舞い、逆転2連覇を目指す。「SPも自信あったんですけどね」と苦笑いしつつ「明日も自信があります。今できるベストを出したい」と意気込んだ。【木下淳】

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